「不動産の相続手続き、自分で本当にできるのか不安…」そのようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。相続登記が義務化された今、名義変更をしないまま放置してしまうと、最終的には過料が科される可能性も指摘されています。しかし一方で、「司法書士へ依頼するとどのくらい費用がかかるのか」「自分で手続きを進めることでどこまで節約できるのか知りたい」「手順や必要書類が複雑そうで二の足を踏んでいる」といった現実的な疑問や不安も多く寄せられます。
実際にご自身で相続登記を進めた方の多くが、戸籍謄本の集め方や不動産の評価証明書取得などでつまずいてしまうケースが少なくありません。しかし、ポイントを押さえれば【登録免許税(不動産評価額の0.4%)+実費のみ】で手続きが完了し、専門家に依頼した場合と比べて数万円以上のコスト削減が期待できます。【法務局や公的機関の公式情報を活用しながら手続きを進めれば、複雑な不動産相続も着実に進行可能です。】
「手続きで迷って無駄な時間や出費を減らしたい」とお考えの方に、一歩ずつ着実に進められる具体的な方法をお伝えします。まずは全体像と基本的な前提知識から確認していきましょう。
不動産相続の手続きを自分で行う
不動産相続の手続きをご自身で進める際は、まず全体の流れをしっかり把握しておくことが大切です。以下のステップを順番に進めていきます。
1.相続開始(死亡届提出)
2.不動産の特定と調査(登記事項証明書の取得)
3.相続人の確定(戸籍謄本等の収集)
4.遺産分割協議または法定相続分の決定
5.必要書類の収集
6.相続登記申請書の作成
7.法務局への申請と名義変更完了
各ステップでつまずきやすいポイントや必要書類の準備が欠かせません。特に戸籍謄本や不動産の調査書類、遺産分割協議書などは正確な記載と漏れのない収集が重要です。
不動産相続 手続き 自分で行う前に押さえるべき制度と期限
相続登記は義務化されており、相続開始後、原則3年以内に相続登記の申請を行う必要があります。申請をしない場合、過料(罰金)が科される可能性もあるため、早めの対応が重要です。
また、相続税の申告期限は相続開始から10か月以内と定められています。相続税が発生する場合は、この期限までに申告や納付を済ませなければなりません。手続きが遅れると予期せぬ不利益を被ることもあるため、制度や期限についてはしっかり把握しておきましょう。
不動産相続と他の相続手続き(預貯金・証券・車など)の関係
不動産の相続登記とあわせて、銀行預金や証券、車などの名義変更も必要となります。不動産の手続きは法務局で行いますが、預金や証券は金融機関、車は運輸支局といったように、各財産ごとに異なる窓口で対応する必要があります。
主な違いと注意点
・不動産は登記義務があり、名義変更が必須となる
・預貯金・証券は金融機関によって必要書類や手続きが異なる
・各種手続きを同時並行で進めることで、全体の相続処理がスムーズになる
以下のリストでまとめます。
・不動産:法務局で登記手続き
・預貯金:金融機関で相続手続き
・証券:証券会社で名義変更
・車:運輸支局で名義変更
不動産 相続 手続きを自分で行うのが向いている人のチェックポイント
ご自身で不動産相続の手続きを進めるのに向いている方は、以下の条件に当てはまる場合です。
・相続人の間で争いが発生していない
・被相続人の戸籍や不動産情報が簡単に揃えられる
・手続きに必要な時間や労力を確保できる
・不動産が1~2件程度で内容が複雑ではない
・法律文書の作成や役所手続きに抵抗がない
上記に該当しない、または手続きに不安が残る場合は、専門家や地域密着型の不動産会社などに早めに相談するのも有効です。弊社では、士業ネットワークと連携した幅広いサポート体制を整えておりますので、どんな小さな疑問でもお気軽にご相談いただけます。
不動産・相続人の状況を整理する準備ステップと調査方法
相続 不動産 手順の第1歩:不動産の内容と所在地の確認
不動産相続を自分で進める場合、最初に行うべきは対象不動産の内容と所在地を正確に把握することです。所在地や地番の確認は、登記簿謄本や固定資産税納税通知書を用いると確実です。なお、地番と住所が異なるケースも多いため注意しましょう。
現地調査のポイント
・現住所と登記上の地番の違いを調べる
・固定資産税納税通知書や登記事項証明書を準備する
・複数不動産がある場合は全てリストアップしておく
不動産の内容を正確に把握しリスト化しておくことで、後の手続きが格段にスムーズになります。
不動産 相続 手続き 自分 で行うための登記簿・評価額の調べ方
不動産相続手続きを自分で行う場合、登記事項証明書(登記簿謄本)と固定資産評価証明書の取得は必須です。登記事項証明書は法務局やオンライン申請で取得でき、不動産の権利関係や地番、名義人などを確認できます。固定資産評価証明書は市区町村役場で取得し、登録免許税の計算に活用します。
これらの書類は相続登記や名義変更手続きの際に必ず必要となるため、早めに準備しておくことで安心して手続きを進められます。弊社でもこれら書類の取得サポートや、取得方法のご案内などを行っておりますのでご活用ください。
相続人調査と戸籍収集の基本:誰が相続人になるのか
相続登記を円滑に進めるには、法定相続人を正確に確定することが欠かせません。戸籍謄本の収集は、被相続人の出生から死亡までの全戸籍(除籍謄本含む)を揃えることが基本で、加えて相続人全員の現在戸籍も取得しておきます。
戸籍収集の手順
被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本(除籍謄本も含む)を揃える
相続人全員の現在戸籍を取得する
必要に応じて、法定相続情報一覧図の作成も検討する
戸籍謄本は本籍地の市区町村役場で取得できます。相続人を正確に確定することが、後々のトラブルを防ぐためにも非常に重要です。複雑な家族構成や過去の転籍などがある場合は、戸籍調査にも時間がかかるため、早めに取りかかりましょう。
亡くなった親の土地名義変更を自分で行う際の注意点
親の土地など複数の不動産がある場合や、遠方の不動産を相続する場合は、以下の点に特に注意しましょう。
・不動産の所在地ごとに必要書類を確認して取得漏れを防ぐ
・登記事項証明書や評価証明書は各不動産の管轄で取得する
・現地調査が難しい場合は代理取得や郵送申請も活用する
複数物件や遠方の不動産がある場合は、事前に全てリスト化してから手続きを進めることで、効率的に作業を行えます。弊社では、複数の不動産相続や遠方物件の名義変更サポートも承っております。
自分で土地の名義変更をする前に確認したい相続関係図の作り方
相続関係説明図は、相続登記申請時に添付すると手続きがスムーズに進みます。作成のメリットは、相続人の関係が一目で分かり、法務局への説明も簡単になることです。
相続関係説明図の作成手順
・被相続人とすべての相続人の関係を書き出す
・各人の氏名・続柄・生没年月日を記載する
手書きやパソコンで作成可能
作成した相続関係説明図は、法定相続情報一覧図としても利用でき、今後の手続きや他の相続財産の名義変更にも役立ちます。弊社でも相続関係図作成のアドバイスやサポートを行っていますので、お困りの際はご相談ください。
遺言・遺産分割協議と不動産の分け方に関する基礎知識
不動産相続における法定相続・遺産分割協議・遺言の違い
不動産を相続する際には、法定相続、遺産分割協議、遺言の3つの方法があります。それぞれ手続きや結果に違いがあり、相続人や状況によって最適な方法を選ぶことが大切です。
法定相続:民法に基づく割合で自動的に分割され、相続人全員が共有名義になるケースが多い
遺産分割協議:相続人全員で話し合い分け方を合意し、特定の不動産を単独名義とすることもできる
遺言:被相続人の意思に従い、遺言内容に沿って名義変更手続きが進む
ポイント
法定相続は簡易ですが、共有名義になることで将来の売却や管理でトラブルが生じやすくなります。
遺産分割協議を行うことで、実情に合わせて名義を整理できるため、今後のトラブルを防ぐ効果も期待できます。
遺言がある場合は、その内容が最優先されるため、まずは遺言書の有無を確認しましょう。
不動産 相続 名義 変更 自分 で進めるための遺産分割協議の進め方
自力で不動産相続の名義変更を行う場合、遺産分割協議をスムーズに進めることが重要です。
進め方の流れ
相続人全員を戸籍で正確に確定する
不動産や預金などの財産内容をリスト化する
相続人全員で協議し合意内容を書面化する
合意内容をもとに遺産分割協議書を作成する
相続人全員の実印を押印し印鑑証明書を添付する
実践的なポイント
遠方に住んでいる相続人がいる場合は、郵送で協議書をやりとりし全員分の署名・押印を集める必要があります。
合意形成が困難な場合は、第三者や専門家のサポートを受けるのも有効です。弊社では士業ネットワークを活用し、話し合いが難しいケースにも柔軟に対応しています。
遺産分割協議書に必ず盛り込むべき不動産情報と文言
遺産分割協議書には、以下の内容を必ず明記しましょう。
不動産の登記事項証明書に記載されている正確な情報(所在・地番・家屋番号など)
分割対象となる相続人全員の氏名と住所
分割方法の詳細(例:長男が土地を取得する等)
協議日付
相続人全員の実印および印鑑証明書の添付
記載例 「〇〇市〇〇町〇番地の土地(地番〇番)を長男〇〇が相続する」
不動産の記載内容が正確でない場合は、法務局で手続きが受理されないことがあるため、細心の注意を払って記載してください。弊社でも文書作成や記載事項のチェックを行っておりますので、安心してご相談いただけます。
遺言がある場合の不動産相続 手続き方法の違い
遺言がある場合は、通常の手続きと異なる流れを踏むことになります。
公正証書遺言:検認不要で、原本を用いて手続きできるためトラブルが少なくスムーズ
自筆証書遺言:家庭裁判所での検認が必要となり、記載ミスや紛失リスクも考慮が必要
ポイント
遺言内容に沿って名義変更を進めるため、多くの場合遺産分割協議書は不要となります。
遺言が複数存在したり内容が不明確な場合は、法務局や専門家への相談をおすすめします。弊社では士業ネットワークを活用し、遺言の内容確認や手続き全般のサポートを行っています。
複雑な判断が必要な場合や手続きに不安がある場合は、弊社のような相続相談実績が豊富な専門家に早めにご相談ください。
相続登記・不動産名義変更を自分で行う具体的な手順と書き方
不動産相続の手続きを自分で進めるには、手順と必要書類を正確に把握し、間違いなく進めることが重要です。まずは対象となる不動産と相続人を確定し、遺産分割協議書の作成や戸籍謄本、住民票、固定資産評価証明書などを集めます。その上で相続登記申請書を作成し、法務局へ申請します。申請後に補正の指摘があれば迅速に対応し、登記完了書の受領までしっかり確認しましょう。
自分で相続登記をする 方法
対象不動産の調査(登記事項証明書で名義や地番を確認)
相続人の確定(戸籍謄本を集めて全員を特定)
遺産分割協議書の作成(法定相続か協議分割かを整理)
必要書類の収集(戸籍、住民票、印鑑証明、評価証明書など)
相続登記申請書の作成(法務局のひな型を活用)
法務局への申請(窓口・郵送・オンラインから選択)
補正・完了確認(ミスがあれば修正し、登記完了を確認)
多くの方が、自分で手続きを行った経験をブログや体験談で紹介しています。正しい準備と段取りを心がけることで、十分に対応可能です。
相続登記申請書の書き方と不動産の表示の記載ポイント
相続登記申請書は、法務局のひな形を基に必要事項をもれなく記入します。特に不動産の表示欄は、登記事項証明書と全く同じ内容を正確に記載することが求められます。番地や号、家屋番号などの誤りが発生しやすいため、証明書を見ながら慎重に書き写しましょう。
よくある記載ミス
不動産の所在地や地番の記載漏れ
相続人の住所・氏名の表記違い
原因日付や登記の目的欄の記載ミス
ポイント
登記事項証明書の情報を正確に転記する
申請人の押印や添付書類の漏れを防ぐ
不動産相続 手続き 自分で行う際の全体費用と他手続きとの比較
不動産相続 手続き 自分で行った場合の費用内訳
不動産相続手続きを自分で進める場合、主な費用は以下の通りです。
登録免許税(固定資産評価額×0.4%):不動産ごとに計算
戸籍謄本・除籍謄本取得手数料(1通450円前後):被相続人・相続人分が必要
住民票・住民票除票取得手数料(1通300円前後):必要数を確認
固定資産評価証明書取得手数料(1通400円前後):不動産ごとに必要
郵送代・交通費:書類請求や法務局訪問時の実費
収入印紙(登記申請用):登録免許税分
印鑑証明書(1通300円前後):遺産分割協議書提出時
主な費用は1万~3万円程度で済むケースが多く、専門家報酬は発生しません。
相続登記 司法書士費用相場と報酬の内訳
司法書士に登記を依頼する場合は、以下のような報酬がかかります。
司法書士報酬(5万~15万円):不動産の数、相続人の人数、手続きの複雑さで変動
登録免許税:自分で申請時と同じ(固定資産評価額×0.4%)
書類取得代行手数料(1万~3万円):戸籍や証明書の取得を司法書士が代行する場合
実費(印紙・送料):数千円程度(書類送付や出張などの実費)
不動産や相続人が複数の場合や手続きが複雑なケースほど費用が上がる傾向にあります。
会社概要
会社名・・・ハウスドゥ大分南
所在地・・・〒870-0856 大分県大分市畑中2-7-46
電話番号・・・0120-968-918


